キキョウソウ [メモ・注釈]
ヒナキキョウソウ 別名ヒメダンダンキキョウ
キキョウ科キキョウソウ属 学名:Specularia biflora Triodanis biflora
北アメリカ原産
茎は直立し、あまり分岐せず、高さ40cmほどになる。
通常、開花するのは最上部の一つのみで、残りは閉鎖花。
直径17mm前後の紫色の星形の花を咲かせる。
花が見られる頃には、下部の閉鎖花からは、種子がこぼれ落ちている。
葉は、卵形で低い鋸歯があり、無柄で互生。
花期は5~7月。
去年、この花をヒナギキョウだと思いました。
ヒナギキョウは日本に自生種で、ヒナキキョウソウよりさらに華奢です。
キキョウソウというやはり北アメリカ原産の帰化植物。
その小型、という事で、ヒナキキョウソウと言うんだそうです。
何ともややこしいですね。
閉鎖花:文字通り開かない花で、つぼみの形の自家受粉し実になり種子を作る花。
それに対して一般的な開いて咲く花を開放花とよびます。