5月7日 [今日の誕生花]
ナスタチウム 勝利
ナスタチウム(英語Nasturtium)は南米原産のノウゼンハレン科の一年草。
美しい花を観賞するためや茎葉や花をハーブとして食用にするために栽培される。
学名はTropaeolum majus。
しかし、ナスタチウム(は正式にはオランダガラシ(クレソン)属を指す学名であって、
似た味をもつために転用された通称である。
和名は、キンレンカ(金蓮花)、ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)ともいう。
アンデス山脈などの熱帯高地原産のため25度を越える暑さに弱く、寒さにも強くはない。
花期は5月から11月頃と長く、花色はオレンジ、黄、赤、ピンク色など暖色系が中心。
花や若葉はサラダなどに入れて食用にでき、わずかにクレソンを思わせる辛味がある。
また未熟の種子を塩漬けにしてケッパーの代りに使うこともある。
キンレンカ属には中南米原産の約80種の草本があり、
花を観賞するためにT. peregrinum 、T. speciosum などが栽培される。
T. tuberosumはいもを食用とするために栽培され、
アンデス地方の一部ではMashuaと呼ばれる重要な作物である。
2010-05-07 15:41
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