5月6日 [今日の誕生花]
ユズ 花言葉:健康美
ユズ(柚子、学名:Citrus junos、シノニムC. ichangensis x C. reticulata var. austera)
ホンユズとも呼ばれ、果実は比較的大きく、果皮の表面はでこぼこしている。
果実が小形で早熟性のハナユズ(ハナユ、一才ユズ、Citrus hanayu)とは別種である。
日本では両方をユズと言い、混同している場合が多い。タネの多いものが多い。
消費・生産ともに日本が最大である。
柑橘類の中では耐寒性が強く、極東でも自生出来る数少ない種である。
酸味は強く香りもある。日本では東北以南で広く栽培されている常緑小高木である。
なお、収穫時にその実をすべて収穫しないカキノキの「木守柿」の風習と同様に、
ユズにも「木守柚」という風習がある地方もある。
成長が遅いことでも知られ、「ユズの大馬鹿18年」などと呼ばれることがある。
本ユズは、中華人民共和国中央および西域、揚子江上流の原産であると言われる。
日本の歴史書に飛鳥時代・奈良時代に栽培していたという記載があるのみである。
花ユズは日本原産とも言われるが、詳しいことは判らない。
柚子の語源は中国語の「柚(yòu)」である。
しかしながら、現代中国語ではこの言葉は「文旦」を指してしまう。
現在は「香橙(xiāngchéng)」が柚子を指す言葉であり、
なぜその語彙が変化したのかは不明である。
日本で「柚」が「柚子」になったのは、古来の食酢としての利用によるところが大きいといわれる。
「柚酢」が「柚子」になったと言われているが、確かなことは不明である。
韓国語でも漢字表記をする場合は「柚子(yuja)」と書くが、
その語源については正確な記録が一切無いため全くの不明である。
古くから果汁を食酢とするなど調理用に使われてきた。
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