５月３日

フロックス　　　花言葉:温和

　クサキョウチクトウ

フロックス属（Phlox、クサキョウチクトウ属）はハナシノブ科の植物の属のひとつ。

現在67種が知られており、越冬性一年草のものと多年生植物のものがある。

早春に開花するものと夏から秋に開花するものがある。主に北アメリカ原産で、

いくつかの種は北東アジアを原産地とする。

高山帯から森林や草原地帯まで幅広く生息している。

フロックス属の花は5弁で、花色には濃淡の青・藤色・明るい赤・白などがある。

P. glaberrima (Smooth phlox) のように1.5mの高さに成長するものもあるが、

概して草丈の低いものが多く、P. stolonifera (Creeping Phlox)や

芝桜 のように数cm程の高さにしかならない種も多い。

葉は蝶や蛾の幼虫の食料となり、ウサギやシカの主要な餌になることもある。

花は肥沃に育てられるほどその種子も大きくなる。

キキョウナデシコ（フロックス・ドラモンディ）、クサキョウチクトウ（宿根フロックス）、

芝桜など、花卉として重要なものがいくつかある。

フロックス属は水はけの良い土壌と半日陰での栽培が最も適している。